大学生から見たブラック企業の社員〜子どもの頃から辞めるのが苦手?!〜

私がアルバイトをしている塾は正社員にとってブラック企業っぽいです。(アルバイトはなぜか楽で時給もいいので続けてます。)

私がアルバイトを始めてから三年くらい経ちますが、会社を辞める正社員の人が多いです。不眠症になったりして、体調を崩す人も多々います。

残業も多く、残業代は出ないみたいです。教室がたくさんあり、教室長(正社員)は何個か教室を掛け持ち、教室関を移動するのですが、交通費があまり出ないようです。これは正社員から直接聞いたことです。今まで結構グチを聞いてきました。

 

まぁ、グチを聞くぐらいどうでもいいんですけど…

 

しかし、直属の上司は奇行を繰り返します。毎日、夜遅くにアルバイト全員に対して、「今日、俺はこれほど頑張ったんだ!!」「今日は何時に帰れるかわからないけど、まだまだ頑張る!!(夜の一時頃)」みたいなことをメーリスで送ってきます。

 

自分が頑張っているとアピールすることでアルバイトのやる気が出てアルバイトも頑張ると考えているみたいだし、周りに認めてもらいたいみたい。でも、ほとんどのアルバイトは「あのメーリス何?アピールしてんのw」と呆れてバカにしています。

散々、会社のグチを言っておきながら、「自分は頑張ってる」アピールをしてきます。過酷な中で頑張っている自分が好きなのか…

 

ブラック企業とわかっていて、いやいや働いているのに辞められないんでしょうね。

私を含めたアルバイト何人かに対して「仕事をもう辞める」と言ってきたこともありますが、「上司に説得された。」とか言って続けています。(その上司は数ヶ月後辞めましたw)

その人にとって自分で考えるのを止めて、仕事を続ける方が楽なんだと思います。このような人は子どもの頃から自分で考えるのを止めてなんとなく続けることが多かったんじゃないでしょうか?

 

子どもの頃からこんな子達が周りに何人もいました。その人達は目的も特になく、好きじゃないことをなんとなく続ける人達で、そのような人達は「辞めたい」とか文句を言いながら、部活や塾にとりあえず行って、結局、ちゃんと取り組まないことが多かったです。

 

部活なんて、自分の判断で選んで、やってる訳だし…塾に行くことも、わざわざお金を払って学校の時間以外に勉強することを選んでる訳でしょ?

「塾は親が行かせてるのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも、無理やり親に引きづられてやってくるならわかりますが、子ども達は自分の足で歩くか、自転車とかで普通に来ますよ。結局、塾にくることを自分で選らんでいます。(私が本当に塾に行きたくなかったら、親に「行きたくない」と訴え続けますし、塾に行ったふりをしてサボりますね。)

上記のような子ども達は結局、卒業まで部活や塾をダラダラ続けることが多いです。大した成果を出すことなく…

 

子どもの頃から、「続ける」ことに固執して、嫌なことでも、なんとなく続けて、辞めない人が多いのではないでしょうか?なんとなく続けるのは、何も自分で考えていないからよくないです。

 

日本には、昔からある「我慢」に対する美徳が残っていると思います。

「辛くても我慢して、続けるのがえらい」みたいなやつです。忍耐力って重要だとは思うんですけど、結果出さないと意味ないです。ほとんどのことは続けることが目的ではないはずです。

スポーツのスキルを身に付け、全国大会で入賞したり、勉強して志望校に合格したりすることを目的とするべきでしょう。また、何かの経験で身に付けた忍耐力を別のことで活せたのならいいでしょう。

 

 

忍耐力は目標達成のために必要な道具にすぎません。ただ「我慢して続ける」だけじゃ意味ないですし、「我慢して続ける」ことが目的になってしまうのはおかしいです。

子どもの頃から嫌なことでも、なんとなく続ける習慣を身に付けてしまった人は大人になり、ブラック企業に就職してしまった人は、ブラック企業を辞めることができないと思います。リスクを冒したり、責任を取ったりする必要が少ない子どもの頃でも辞めることができなかったのですから、大人になった時、生活のため、家族のためと理由を付けて辞められないでしょう。